8回目となる今回は、「おいない ぱちんこ!わてらででける明日から」をメインテーマに掲げ、徳島文理大学総合政策学部講師・鍛冶博之氏による基調講演、業界誌やコンサルタント、ホール経営者らを交えたパネルディスカッション、さらに参加青年部員によるグループディスカッションが行われた。「おいない」とは京都の言葉で「おいでよ」の意味。
基調講演では鍛冶氏が、「業界健全化への日常的挑戦」と題し、健全化の実現に向けた短期的、長期的な取り組み、収益性との両立などについて提案。鍛冶氏は、「健全化」の本質について、狭義的には行政が指導する遵法営業や不正排除、射幸性の抑制、のめり込みの抑制などがあるとしながら、「最終的にはイメージの問題ではないか」と指摘。イメージは戦略で変えることができるとし、まずは将来像やビジョンの確立を求めた。
パネルディスカッションでは、遊技通信社代表取締役・伊藤實啓氏を司会進行役に、コンサルティングのトリスト代表取締役・中川系太郎氏、ホール経営企業のSTI代表・徳田幸修氏、業界誌のシークエンス編集長・POKKA吉田氏、および鍛冶氏の4氏が、パチンコの社会的必要性や未経験者の取り込み、将来のパチンコ像などについて意見を交わした。
グループディスカッションでは青年部会員らが12グループに分かれて、今回のテーマである「自分たちにできること」を中心に討議した。
交流会に参加したのは、岩手県、東京都、茨城県、岐阜県、愛知県、滋賀県、大阪府、兵庫県、奈良県、岡山県、広島県、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、京都府の各青年部会員と、宮城県、福島県、栃木県、神奈川県の各若手経営者ら。