同フォーラムは、業界関連企業の女性社員が集まり、「ワーク・ライフ・バランス」(仕事と生活の調和)などのテーマに沿ってグループディスカッションを行い、女性が働きやすい職場や活躍できる企業に向けた企画を練り上げていくもの。あわせて、女性社員に役立つ資格の取得サポートや実例セミナー、人脈ネットワーク作りの促進などを行っている。
今年5月から東京開催のフォーラム(全5回)が行われており、今回から九州開催(全3回)がスタートした。
その九州開催の第1回フォーラムでは、日遊協九州支部の福山裕治支部長が日本における女性管理職率の低さなどを指摘し、「パチンコ・パチスロ業界でも女性管理職が非常に少なく、女性社員のいろいろな悩みが解決できるとはいえない。今回のようなフォーラムをこれからもどんどん開き、女性社員の皆さんが幹部社員となり、ロールモデルとなって、業界の発展に寄与していただきたい」と参加者を励ました。
その後、日遊協人材育成委員会の前田竜哉委員長がセミナー「ワーク・ライフ・バランスの本質とは」を実施。グループディスカッションでは、参加者が2班に分かれ、「ワーク・ライフ・バランス」に関して、実現したいアイデアを決め、実現するために必要な事項の洗い出しを行い、次回までの課題と役割分担を決めた。
九州でのフォーラムは今後、12月8、9日に第2、第3回が連続して開かれ、最終回(第3回)にグループディスカッションの成果となる企画が発表される予定。
なお、九州開催の参加企業は以下の通り。
九州エース電研、テンガイ、西の丸、ユーコー、新富商事、玉屋、フェイスグループ、プローバ、アサヒディード