組合員一丸となって荒波を乗り越える~岡山県遊協

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献血奉仕活動は昭和58年から毎年実施されている。今年度も多くの組合員が献血に協力した。

 岡山県遊技業協同組合は6月17日、岡山プラザホテルで平成28年度通常総会を開催した。

 松村高男理事長は平成7年をピークに全国的に店舗が減少していることに触れ、「県内でもピーク時より約100店舗が閉店し、5月末現在は150店舗を割っている厳しい状況。遊技人口減少に歯止めをかけ、回復基調に乗せることができるかが大きな課題」と述べ、「業界は厳しい課題ばかりだが、今一度ファンの笑顔に接する喜びを再認識するという原点に戻り、組合員一丸となってこの荒波を乗り越えていきましょう」と鼓舞した。

 行政からは岡山県警察本部・渡邉英幸生活安全企画課長が挨拶。業界健全化への取り組みとして「射幸性の抑制」「児童の車内放置事案の防止」「遊技機の不正改造の絶無」「遊技くぎ問題への対応」「広告宣伝等の健全化の徹底」の5点を要請。この中で特に広告宣伝等の健全化の徹底について「全国的に特定の日に、特定の遊技機を示し、イベント開催を告知して射幸心をそそるものや、隠語を用いて規制の目をかいくぐろうとする悪質な事案が発生している。さらに最近では芸能人やタレント、パチンコライターを招致したライターイベントが目立つ」と指摘。業界全体で意識を改め、自らの取り組みで健全化を推進することを求めた。

 議案審議では上程議案を全て可決承認。任期満了に伴う役員改選では松村理事長を再任した。その後行われた祝賀パーティーでは日本赤十字社岡山県支部など3団体に寄付金を贈呈、その寄付に対し感謝状が贈呈された。また、毎年恒例の献血奉仕活動も実施され多くの組合員が参加した。

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