業界の難題、熊本復興に九州一丸で取り組む

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 九州地区遊技業組合連合会は6月8日、鹿児島市内のホテルで第100回記念総会を開催。「九州はひとつ」の合言葉の下、組合員の一致団結を図った。

 総会の冒頭、挨拶に立った総会開催県の鹿児島県遊技業協同組合・市丸隆二郎理事長は、現在遊技業界が抱えている難題を解決していくためには組合員の団結が必要だと主張。「各県が“九州はひとつ”を合言葉に、ピンチをチャンスに変える気持ちで果敢にチャレンジしていかなければ業界の未来は開けない」と熱く訴えた。

 その後、登壇した九遊連の岩下博明会長(熊本県遊技業協同組合理事長)は総会100回記念を祝うために訪れた多数の来賓や組合員に感謝の意を述べるとともに、4月に発生した熊本地震による組合ホールの被災状況を報告。「現在でも営業開始できないホールが15店舗ほどある。熊本のホールは必死に頑張っている」と述べると、多方面から届いた多くの支援や援助に対して「感謝してもしきれない。本当にありがとうございました」と熱く語った。

 当日はそのほか、九遊連と鹿遊協から社会福祉活動に取組む団体に対して寄付金の贈呈が行われたほか、臨席した全日遊連・阿部恭久理事長、鹿児島県警察本部の種部滋康本部長らが挨拶。種部本部長は「善良な風俗環境を維持するため遊技機の不正改造などの違法行為に対する厳正な取り締まりを行っているが、業界の健全な発展は業界の真摯な取り組みが必要不可欠。これからも健全な発展へ向け頑張ってほしい」などと語った。

 なお、総会では上程された全ての議案審議を可決承認。任期満了に伴う役員改選では岩下会長を再選した。

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