恒例の従業員表彰、今年は55名が出席~茨城

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一度に演台に上がり切れず、数組に分けて表彰。

 茨城県遊技業協同組合は6月9日、水戸市内のホテルで通常総会を開催した。

 会の冒頭では昨年中に逝去された組合員の冥福を祈り黙祷。また、茨城県遊協の総会では恒例となった優良従業員(永年勤続者)表彰には56名が該当。当日は約30分をかけ、出席した55名の一人ひとりに、平文暉朗理事長から賞状が手渡された。

 この他、茨城新聞文化福祉事業団、茨城県社会福祉協議会、日本赤十字社茨城県支部の3団体に対し福祉基金を贈呈した。

 議案審議に先立ち挨拶した平文理事長は、熊本地震の被害者にお見舞いの言葉を述べるとともに、昨年9月の関東豪雨による常総市の被害、東日本大震災の被害に対する支援に改めて感謝。

 また、遊技業界を巡っては新基準に該当しない遊技機や検定と異なる性能を有する可能性のあるぱちんこ遊技機の撤去を視野に「相当の営業負担が目前に控えているが、先人が風営法の下で行政の指導を受け入れ、お客様に手軽で安く、楽しんでいただける憩いの場所を提供するという、大衆娯楽の原点を忘れずに、営々と努力して今日の私たちに繋いできた。厳しい時だからこそ県内のホールが県遊協のもとに一致団結して知恵を絞り、困難な状況に対応していくことが業界の生き残る道だ」と訴えた。

 この他、県警の担当官は来賓挨拶で、犯罪抑止への継続的な取り組みを要請した他、前述の撤去について、適切に対応してほしいと話した。

 なお、議案審議では全ての議案が滞りなく可決承認された。

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