全国遊技機商業協同組合連合会は6月7日、都内のホテルで第28回通常総会を開催した。
冒頭で挨拶した中村昌勇会長は、先の熊本地震で組合員18社が被害を受けたことを報告し、九州遊商と連携して今後も支援していくと表明。これに加え東日本大震災の復興に向けた継続的な支援、リカバリーサポート・ネットワークに対する支援などを通じて遊技業界の社会的認知が高まるよう活動を継続したいなどと話した。
行政からは警察庁生活安全局保安課の大野敦係長が来場し、小柳誠二課長の挨拶を代読。「4月から始まった新流通制度が適切に運用されるか否かは現場の取り組み如何によるところが大きい」等として、健全な遊技機流通をはじめとする、健全な娯楽のとなるための取り組みに期待した。
なお、議案審議では全ての議案を滞りなく可決承認。事業報告では前期(昨年5月~本年4月)のぱちんこ中古遊技機に貼付する確認証紙の数が61万9250件(前年比102.2%)、108万8941台(同98.5%)、認定に関するものが2万1347件(同55.4%)、5万9185台(同40.0%)だったことが明らかにされた。