九州を中心に《ビッグアップル》等の屋号でパチンコホール17店舗を運営する王蔵株式会社がこのほど、香港証券取引所に上場申請を提出したと企業の投資・上場情報を扱う株式会社FISCO(フィスコ)が報じた。
これにより、パチンコホールの香港上場は、ダイナム・ジャパン(6889/HK)、ニラク(1245/HK)に次ぐ3社目となる。
香港証券取引所に提出された申請書類によると、王蔵は2015年末現在、店舗数でみた業界ランキングは68位。14年の貸玉収入ベースで市場シェアは0.2%の規模。15年12月中間期では、同収入が前年比9.9%減の238億4,900万円に縮小、11月に実施されたパチンコ・パチスロの規制の変更が客入りに影響したためだとしている。
IPOによる資金調達は、パチンコホール会社の買収やホールのリニューアルなどに投入する計画だと伝えられている。