日本遊技機工業組合(日工組)は4月25日、都内で「ちょいパチ」の記者会見を開催した。
ちょいパチとは大当たり確率1/40以上でヘソの賞球を5個以上とした、安価で安心して楽しめるをコンセプトとした遊技機群。ちょいパチのコンセプトを市場に浸透させるため、製品名表記の統一(『ちょいパチ(機種名)大当たり確率分母』、適合済みの機種例だと『ちょいパチアクエリオンEVOL39』等)、統一ロゴの仕様といったルールを設ける。また、ホール導入に際しては「ちょいパチコーナー」と分かるように、ボックス、列単位での導入に協力を求めていく。
こうしたコンセプトにより、現在では低貸玉営業の比重が高まっている低射幸性部門に4円のポジションを確立したり、新規ユーザーを呼び込むときの金額的なハードルを下げていくことが大きな狙いだ。
会見では日工組の金沢全求理事長が、「ビギナーの方にも分かりやすく、安全・安心に楽しめる遊技機が必要」などとちょいパチの趣旨を説明。ちょいパチの特性として「低価格」「短時間」「ビギナー」でも遊べることを挙げた。
また、会場には適合前の参考出展5機種を含む11メーカー11機種のちょいパチが展示された。