就活学生に「ぱちんこ産業」をアピール

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3月1日から解禁された2017年の採用活動。ぱちんこ産業ブースにも大勢の学生が集まった。

 日本遊技関連事業協会は3月1日、2017年春に卒業予定の大学生らを対象にした就活イベント「リクナビ2017LIVE」(リクルートキャリア主催)に、ぱちんこ産業合同説明会ブースを出展した。

 「リクナビ」へのぱちんこ産業ブースの出展は5回目。就職活動を開始した学生にパチンコ・パチスロ業界を理解してもらい、就職先の一つとして関心を持ってもらうことが目的で、出展には日遊協加盟のホール企業やメーカー等が協賛している。

 セミナーでは、ホール企業の社員らが講師となり、業界の市場規模や業界に関わる企業、社会貢献の取り組みなどを説明。今回はブース内を2つに区切ってセミナーの開催頻度を増やしたこともあり、当初の目標を上回る500名超の学生がセミナーに参加した。

 セミナーを受けた男子学生は、「今日はいろいろな業種の会社を見るつもりで来た。パチンコは(背後に)暴力団とかいるのかなと思っていたが、ちゃんとした会社がやっているんだと思った」とコメント。製造業志望の男子学生は、「(業界の)イメージはよくなった。接客業もありだと思った」などと感想を述べていた。

 日遊協人材育成委員会の前田竜哉委員長は、「学生たちに業界の健全な姿、マーケットの大きさを知ってもらい、業界への就職を目指す学生を増やしていければ」と語った。

 ブースには遊技機4台を設置し、未経験の学生たちにも仕組みや遊び方などを紹介した。

 一方、リクナビ2017には新卒採用を積極的に行うホール企業やメーカーも企業ブースを出展し、採用活動を本格スタートさせた。

 マルハンの人材開発担当者は、「6月位までに企業説明会を100回程度行う予定。そのうち3月は50回を予定している」と早めに学生との接触をはかる方針。首都圏を中心に出店しているマタハリーの採用担当者も「合同説明会への参加、個別の企業説明会ともに3月に集中させていく」と語った。

 女性の採用に目を向ける企業も増えており、長野県に本社を置くアメニティーズでは「1/3から1/4くらい女性採用できれば」との方針。首都圏の日拓リアルエステートは女性の学生がブースに立ち寄りやすいように女性社員の露出を高めるなど工夫していた。

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