変革期に求められる状況の見極めと適切な投資

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大入りとなったセミナー会場。

 グローリーナスカ(株)は2月16日、本社のある東京スカイツリーイーストタワーで「来る遊技業界の大変革期を乗り切るための対策とは!?」と題したセミナーを開催。講師は業界ジャーナリストのPOKKA吉田氏と、グローバルアミューズメント(株)・青山真将樹代表取締役が担当した。

 冒頭では同社・井寄義孝代表取締役社長が、昨年来からの業界を取り巻く厳しい環境に触れつつ、「安全・安心な機械が出てくることで業界全体が右肩上がりとなる起点になれば」と挨拶。

 続いて講演したPOKKA吉田氏は、昨年来の遊技くぎを巡る問題や、今後を含んだパチンコ・パチスロの自主規制などの話題に踏み込み、特に先日撤去回収リストが公表された「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」に関して、「ホール営業者にとって最も影響の少ないシナリオを進めようとしている。『島がベニヤになる』という不安は薄れ、あとは今後出る遊技機のポテンシャルに対する判断だ」などと解説した。

 一方、青山氏は今年の業績向上のポイントを「経営者、幹部、店長が業界の基礎知識や機械知識をもっと勉強する」「お金をかけられないことを『一点突破』や『差別化』などの聞こえのいい言葉に置き換えない」「機械スケジュール対応型から世の中(カレンダー)対応型へ」「相対的にストレスの少ない店づくり」「看板商品中心の店づくりから棚ごとの作り込み重視の店づくりへ」などと5点にまとめた。

 こうした講演のなかで両氏が示唆したのが「投資の重要性」。青山氏は「機械代を削減する努力は必要だが、入替頻度は落としてはいけない」と、コストダウン=活動量低下という単純思考を戒め、また、POKKA吉田氏は「廃業した経営者は『お金をかけなくなってから業績が急に悪化した』と一様にいう。使うべきところを見極め、投資はすべき」などと話した。

 セミナーではこの他、グローリーナスカ商品戦略部の茂木純一部長が、パチンコ店に対して置引き防止等の防犯や、のめり込み防止への対策が求められる中で、公的な実証実験でも高い認証率を示した同社の顔認証システムを採用した来店者検知システム「フェイススコープ」が役立てるとプレゼンテーションした。

 なお、セミナーに合わせて同社ショールームでは新製品やバージョンアップさせた製品を展示。セキュリティーと利便性を向上させたICカードシステム「G8 EXSIM」シリーズや、ソフトバンクロボティクス(株)の「Pepper」に、グローリーナスカの会員賞品管理システム「P・BANK EXSIM」を連携させたロボット集客サービス(参考出品)などが注目を集めた。

  • Pepperが賞品交換をナビゲートする。

    Pepperが賞品交換をナビゲートする。

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