「未来っ子カーニバル」は昭和62年に第1回目を開催して以来、クリスマスの時期にかかさず開催されている歴史ある恒例行事。「みんなの笑顔にあいたくて」を主軸テーマとし、府内の児童養護施設・交通災害遺族会の児童を招待し、楽しいクリスマスの1日を提供する主旨で行われている。
29回目を数えた今回は、児童養護施設31団体、交通災害遺族会2団体、引率の教師を含め1841名が参加。また、一般ボランティア215名、専門職ボランティア210名、計425名が運営をサポートした。
今回の特長として、各コーナーでの各種遊びと食事に加え「見る・聞く・参加する」といった体験コーナーを充実させた。吹奏楽やチアリーディング、自衛隊なりきり体験、高校生向けのお仕事セミナー等、遊びと同時に学ぶ機会を多く設け、子供たちの健全育成と将来の志を抱くきっかけを提供した。
フィナーレでは大阪府・植田浩副知事から大遊連青年部会長・段周精氏に感謝状が贈呈されたほか、園対抗の豪華賞品を掛けた氷上そり競争が開催されるなど、カーニバルは終始子供たちの笑い声溢れるものとなった。