体験コーナー充実「第29回未来っ子カーニバル」

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第29回目を迎えた「未来っ子カーニバル」は1841名が参加し、体験コーナーを中心に盛り上がりを見せた。

 大阪府遊技業組合連合会青年部会は12月23日、東和薬品RACTABドームで毎年恒例の「第29回未来っ子カーニバル」を開催した。

 「未来っ子カーニバル」は昭和62年に第1回目を開催して以来、クリスマスの時期にかかさず開催されている歴史ある恒例行事。「みんなの笑顔にあいたくて」を主軸テーマとし、府内の児童養護施設・交通災害遺族会の児童を招待し、楽しいクリスマスの1日を提供する主旨で行われている。

 29回目を数えた今回は、児童養護施設31団体、交通災害遺族会2団体、引率の教師を含め1841名が参加。また、一般ボランティア215名、専門職ボランティア210名、計425名が運営をサポートした。

 今回の特長として、各コーナーでの各種遊びと食事に加え「見る・聞く・参加する」といった体験コーナーを充実させた。吹奏楽やチアリーディング、自衛隊なりきり体験、高校生向けのお仕事セミナー等、遊びと同時に学ぶ機会を多く設け、子供たちの健全育成と将来の志を抱くきっかけを提供した。

 フィナーレでは大阪府・植田浩副知事から大遊連青年部会長・段周精氏に感謝状が贈呈されたほか、園対抗の豪華賞品を掛けた氷上そり競争が開催されるなど、カーニバルは終始子供たちの笑い声溢れるものとなった。

  • 感謝状贈呈の様子。段周精青年部会長(写真右)、植田浩大阪副知事(写真左)。

    感謝状贈呈の様子。段周精青年部会長(写真右)、植田浩大阪副知事(写真左)。

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