パチンコ店でお客様に「経験価値」の提供を

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 アミュゼクスアライアンスは12月15日、都内で「アミュゼクス12月セミナー」を開催した。

 第一部では矢野経済研究所・高橋羊上級研究員が新規出店した店舗を中心にマーケットを解説。その中で高橋氏は「年末は例年80~90店舗の新規出店があるが、今年は60店舗弱となっている。しかし、“イーグルR-1浅草”や“ベガスベガス恋ヶ窪”など話題性の高い店舗も多く注目度が増す」と述べた。

 第二部では、PSプランニング・渥美公一代表取締役が新機種発売動向、業界動向を解説。渥美氏は2016年の業界動向について「パチンコが中々売り上げが上がらない中で、やはりパチスロの重要度が増す年になる。今後発売される新台は、パチンコはライトミドル、甘デジを大事に活用すること。パチスロはバラエティで新台を導入し多機種で高回転で営業していくのがいい」と推奨した。

 第三部ではアミュゼクスアライアンス・田守順代表世話人が「経験価値マーケティング」について講演。パチンコ店はサービス価値から経験価値を提供することが重要だとし、「遊技客にとって、入場から退場までの文脈的居心地の良さや、接客スキルや店づくり等で思い出に残る感動を演出することが極めて重要」と述べた。

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