東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は11月26日の定例理事会で、多言語の通訳サービスを行うブレインプレス(株)と新規共同購買事業の契約を行うことを決議した。
事業内容は「東京パチンコ通訳サービス」で、店舗に外国人が来店し、店舗スタッフが会話に困った時、専用電話の通訳オペレーターを通して、外国人とコミュニケーションを図るというもの。同様のサービスはすでにタクシー会社や携帯電話ショップ、レストラン等で開始されており、都遊協でも来日外国人観光客が増える中、組合店舗が遊び方や仕組み、賞品内容の説明などで外国人と円滑なコミュニケーションをとれるように後押しする。
同社によると、対応する言語は、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語。12月からはタイ語をスタートさせるほか、来年以降は対応言語を増やすという。
通訳料金は、都遊協傘下店舗ではあれば1店舗あたり月額3000円。契約店舗に応じて都遊協には事業収入がはいる。
都遊協では外国人観光客への訴求施策を推進しており、4月から都内店舗でのフリーWi-Fi、フリーレストルームの促進や共通ステッカーの配布などを展開している。