足立区4組合、ヤクルト野球教室に206名を招待

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元ピッチャーの花田氏からボールの握り方、投げ方など基本を学ぶ子供達。

 東京・足立区の綾瀬遊技場組合、千住遊技場組合、西新井遊技場組合、竹ノ塚遊技場組合の4遊技場組合は11月3日、足立区平野運動場で、東京ヤクルトスワローズ元選手による「ヤクルト少年野球教室」を主催し、区内13リーグの少年少女ら206名を招待した。

 この教室は4組合56店舗が地域貢献と青少年の健全育成を目的に開催しているもので、今回で9回目。足立区教育委員会も後援しており、地域をあげた恒例行事となっている。

 開会式で千住組合の吉田組合長は、「限られた時間ですが、多くのことを学び、吸収してください」と挨拶。400勝投手として知られる金田正一氏も応援にかけつけ、声援を送った。

 野球教室では、スワローズOBの青柳氏、五十嵐氏、花田氏、中尾氏が、ランニング、ストレッチ、走塁、キャッチボール、守備、バッティングなどを指導。正しい姿勢や構え、身体の使い方だけでなく、練習の意味、意識の持ち方などを丁寧に教え込んだ。参加した少年少女らに混じり、コーチや保護者も元プロ選手の指導方法に熱心に耳を傾けていた。

 約3時間の教室を終えて青柳氏は、「こうして野球ができるのも、周りのみんなの協力があるから。親やみんなに感謝してください。また、道具を大切にしてください。プロの選手も自分でグローブや靴を磨いています」と述べ、子供たちに感謝する気持ちの大切さを伝えた。

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