プローバ、8年ぶりの新規出店を山口県に計画

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 広島県を中心にパチンコホール、ゲームセンターなどを展開するプローバグループ(広島市、平本直樹代表)は11月11日、広島市内のホテルで「第19回社員大会」を開催した。

 平成27年8月期(平成26年9月1日〜平成27年8月31日)の決算報告では、グループ連結の売上高は411億1900万円(前年比87.9%)、営業利益15億8000万円(同75.4%)、経常利益14億4200万円(同76.9%)と発表。

 パチンコチェーンの事業会社となるプローバの売上高は396億700万円(前年比87.4%)、営業利益11億8400万円(同76.9%)、経常利益11億9800万円(同78.5%)となった。期末のパチンコ店舗数は13店舗。

 減収減益となる一方で、財務体制を強化し、自己資本比率が向上したことを報告。今期(平成28年8月期)は、山口県宇部市にパチンコの《プローバ宇部店》を新規出店すると発表した。パチンコ店の出店は8年ぶりとなる。

 また、ゲームセンター、ボウリング、カラオケ、飲食を展開する事業会社のプロバックスにおいては、グループ初となる九州地区への進出を予定していることを明らかにした。

 社員大会にあたり挨拶した平本代表は、今期からプローバ島根が加わり、新たなスタートを切ったことを報告。また、事業会社のプローバ、プロバックスともに新社長体制になったことをあげ、社員一人ひとりに一層の自己責任経営の推進を促した。

 長期経営方針については、「2025年には売上高600億円、営業利益25億円を目指す」(平本代表)と表明、今後10年間でグループの新規雇用や女性社員の拡大などを目指すと述べた。

 社員大会にはグループの社員ら約180名が出席。9月1日付で島根県の中央商事から事業継承したパチンコホール4店舗の事業会社、プローバ島根の社員らも出席した。

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