12回目となった今年は昨年に引き続き「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(細川佳代子理事長)への支援を目的に開催され、競技終了後に行われたチャリティオークションの売上金122万5,000円が全額寄付された。
目録を受け取った細川理事長は、「今年もまた萩原会長の熱い想いと、優しさで、こんな素晴らしいチャリティゴルフ大会を続けてくださって本当に心から感謝しております。またチャリティにご協力くださった皆様にも心からお礼を申し上げます」と満腔の謝意を述べた。細川理事長は細川護煕元首相の夫人。
同法人では途上国の恵まれない子どもたちにワクチン接種を支援している。細川理事長は、「私がこの活動を始めたのは21年前。当時途上国ではワクチンさえあれば助かる子どもの命が一日約8,000人も奪われていました。半減したとはいえ、いまも一日約4,000人の子どもたちがワクチンを受けられずに命を落としています」と訴えた。
チャリティオークションの開会にあたり挨拶した萩原会長は、「世界中の子どもたちに救いの手を差し伸べられている細川さんの姿にかねてから強い感銘を受けていました。微力ではありますが、今後もこのゴルフ大会を継続していきたいと思います」と述べた。
業界関係を代表して挨拶したセガサミーホールディングスの里見治会長兼社長は、「長く続けられることは本当に素晴らしいこと。今後も是非継続していただきたいと思います」とエールを送った。