神戸市がアミューズメント型デイサービス規制へ

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 神戸市は8月11日の記者発表資料で、介護保険事業であるアミューズメント型デイサービスに一定の規制を行う方針を明らかにした。9月の市議会に条例改正案を提案予定で、8月14日から30日までパブリックコメントを実施している。

 改正条例案ではデイサービスの事業者に対して、「日常生活を著しく逸脱して遊技を利用者に行わせること」「擬似通貨等、射幸心を著しくそそり、依存性が著しく強くなるおそれがあるもの」「賭博または風俗営業等を連想させる名称または内容の広告」を規制する。

 デイサービスは介護保険制度に基づき、高齢者が能力に応じ日常生活を営めるよう、世話と機能訓練を行う通所施設。事業所の指定権限は自治体にあり、神戸市の場合は厚生労働省令及び神戸市条例に定められた基準を満たせば指定できる。

 同市では規制の背景として、「アミューズメント型デイサービスでは1日のうち時間を決めて遊技を楽しむものもあるが、一方で機能訓練室内に遊技に特化した施設を備え、遊技機を機能訓練の常時主体とするサービスもあり、後者は介護保険法本来の趣旨に沿った適切なサービスとは考えられない」としている。

 また、介護保険は保険料と公費を財源として運営されており、過剰で不必要な介護サービスは保険料や通所者の自己負担の上昇につながりかねないことも規制の理由だとしている。

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