今国会に提出されているIR推進法案(カジノ解禁法案)に慎重な与野党の国会議員らが集まり、「ギャンブル依存症対策推進のための勉強会」を7月29日に発足した。時事通信が報じた。
それによると東京・永田町にある参院議員会館で開かれた設立総会には12人が出席。IR推進法案は今年4月、自民、維新、次世代の3党共同で提出されたが、勉強会の発起人には、この3党すべてから議員が名前を連ねていると報じている。
勉強会発足の機運はもともと与党の自民、公明の両党の慎重派の間で高まっていたが、少数会派からも参加の意向が伝えられていたことから、各党に呼び掛けての発足になったという。