建設中の「東京楽天地浅草ビル」は地上13階、地下2階の構造。地下1階に正栄プロジェクトの新店が入り、1階から4階に商業施設「まるごとにっぽん」、5階から13階に「リッチモンドホテル プレミア浅草インターナショナル」が開業する予定。
新規出店にあたって同社・美山正広代表取締役は、同店が都内第1号店になること、伝統のある浅草で親しまれること、外国人観光客にパチンコ・パチスロを発信していくことを課題にあげ、「重要な店舗、挑戦する店舗として位置づけている。この3つの課題をクリアし、我々が結果を出すことにより、東京楽天地浅草ビルをさらに活気づけていきたい」と意気込みを語った。
予定している店舗の設置台数は約830台。美山代表は、「ジャパニーズモダンをコンセプトに、和を象徴するデザインを店内で表現しながら、地元や地域の人達が違和感なく、斬新に快適に過ごせてもらえる店舗づくりを進めている」と店舗イメージを明らかにした。
また浅草を訪れる大勢の外国人観光客に対しても、「和をテイストとしたモダンなデザインを感じていただき、日本のパチンコ・パチスロを知ってもらい、次に来る時は遊んでいただける展開に結びつけたい」と集客につなげたい意向を示した。
オープン予定はビルの開業にあわせて今年12月中旬以降になる見通し。
なお、同ビルの中心施設となる「まるごとにっぽん」は地域振興をコンセプトとした商業施設。ここでしか手に入らない地方の食品や日用品を取りそろえるほか、地方発の暮らしや文化、情報などが体験できることを魅力に、年間372万人以上の集客を見込んでいる。