発表会冒頭では同社・永野弘之取締役営業本部本部長が「(疲弊した)現在の市場にこそ、遊moreコレクションのような簡単で遊びやすい機械が必要。初代のナナシーは1996年に登場し、多くのファンに愛された。新機種は当時のゲーム性を再現し、遊びやすい機械を求める層にアピールできるものだ」と同機に自信。
また、沢田享伸企画本部本部長が同機の企画コンセプトについて、「安心と進化がコンセプト。昨今のデジパチと一線を画したゲーム性で、安心できるスペックがユーザーの疲弊感の解消に繋がる。複数台の導入でファンの固定化が可能な機種だ」と説明した。
機種の詳細については営業本部の山田麻友美氏が解説。
同機は普通電動役物の連動で出玉を増やす一般電役タイプ。同タイプの特長として大当たり消化中もデジタルが変動し、大当たり中さらに大当たりを引くことが可能で、その際は出玉が上乗せされる(上乗せされる出玉数は大当たりのタイミングで変化)点が挙げられ、セブン機タイプとは一味違うゲーム性。セブン機の確変や電サポに相当する機能は存在せず、1回の大当たりでどれだけ出玉が稼げるか、というシンプルなゲーム性だ。
今回は大当たり確率が1/66.9(66VV)、1/99.9(99V)、1/121.8(121F)の3タイプを同時にリリース。それぞれのタイプで出玉と大当たり消化中の大当たり期待度が異なっており、66VVは出玉約800個、期待度約25.0%、99Vが約1250個、約19.0%、121Fが約1600個、約15.0%(大当たり確率、出玉はスタートチャッカー経由の場合)となっている。
演出はシンプルな「ベーシックモード」と多彩なアクションを楽しめる「DXモード」の2種類。当日は同機のオリジナル曲「超絶カオス」を歌い、プレス会場となった秋葉原を中心に活動するアイドルグループ「ALLOVER」が来場し、同曲などを熱唱した。