全日遊連、現行MAX機などの減台目標を決議

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 全日遊連は6月24日の臨時全国理事会で、現行のMAXタイプのパチンコ機やサブ基板制御で動くパチスロAT・ART機などの新基準に該当しない遊技機の取り扱いについて、減台などの数値目標を決議したことがわかった。

 新基準に該当しない遊技機については、平成27年12月1日を基準日として以下の数値目標を掲げた。
●新基準に該当しないパチンコ機
平成28年12月1日までに設置台数の30%以下
平成29年12月1日までに設置台数の20%以下
●新基準に該当しないパチスロ機
平成28年12月1日までに設置台数の50%以下
平成29年12月1日までに設置台数の30%以下

 また、新基準に該当しない遊技機の中古移動や売買等に関しては制限を設けず、認定に関しては2015年3月31日までに東京都公安委員会の検定を取得した機種まで申請できる方針とした。

 新基準に該当しないパチンコ機は、大当たり下限値が1/400の現行MAXタイプなどで、これらの新台販売は今年10月末までとなっている。11月からは大当たりの下限値が1/320に引き上げられた新基準機に新台販売は限られる。

 新基準に該当しないパチスロ機は、サブ基板制御で動くAT・ART機で、新台販売は今年の11月末まで。12月の新台販売からはAT・ARTがメイン基板制御に移行され、出玉性能も抑制される方向性が日電協から示されている。

 全日遊連は今回の臨時全国理事会で新基準機に該当しない遊技機の新台販売終了後の取り扱いを協議事項として審議していたが、決議事項に繰り上げ、当日決議した。

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