6月22日に開かれた全日遊連の通常総会で阿部理事長は、警察庁から厳しく改善が求められている、いわゆる“釘問題”をめぐり、「その対応に努力をいただきたい」と述べ、早期改善を強く要請した。
6月11日の日遊協通常総会で警察庁の小柳保安課長(代読:大門課長補佐)は、「くぎを曲げるなどして検定や認定を受けた遊技機と異なる遊技性能を創出している。悪質な不正改造事案であるのはご承知のとおりだが、依然として同種事案の発生に歯止めがかからない状況にある」と指摘。ヘソ以外の一般入賞口に玉が入りにくくなっている現状に早期改善を求めるとともに、メーカーがこうした釘曲げの状態で検定を受けた型式に属する遊技機として販売、あるいは遊技機取扱説明書の内容が正しく記載されていないことが判明した場合には、検定取消と、それに伴う5年間の検定申請資格の剥奪にも言及していた。