フィールズは6月1日付のリリースで、4月に日本市場からの撤退を発表した豪・アリストクラート社から、子会社・アリストクラートテクノロジーズの全株式を取得すると発表した。
フィールズはこれまでも独立系販売商社としてアリストクラートテクノロジーズ、及び同社の子会社であるスパイキーの製品販売に携わってきた。豪アリスト社の日本市場撤退にあたり、アリストクラートT、スパイキー両社が持つ版権、部材などの資産を開発途中で埋もれることなく製造する方法、資産の有効活用について交渉を重ねた結果、フィールズが両社の資産を株式も含め引き受けることで合意に達した。
今後はフィールズが既存の提携メーカーと協力関係を構築した上で、取得した資産を最大限に活用した製品として一日も早く市場に投入したい意向だ。また、両社自体の活用方法については、パートナー探しも含めて引き続き対応を検討しているという。