宮城県遊技業協同組合は2月2日、仙台市内で新春経営者研修会を開催した。
冒頭では本年3月14日から18日にかけ仙台市で開催される国連世界防災会議にあわせ、同期間の遊技機入替の自粛を組合員に要請。また、竹田理事長は自身が座長を務める遊技産業活性化委員会・遊技機検討ワーキンググループでの活動に触れ、
「お客様へのアプローチには、現在遊ばれている方、やめてしまった方という2つの側面がある。現在のやり方の延長線上には参加人口の減少しかない」と危機感を示し、射幸性を抑えた分野への取り組みは緊急の課題だと訴えた。
研修では「暴力団追放対策等について」、「健全営業の推進等について」の2つのテーマについて宮城県警察本部より担当官を招いて講話を受講。この他、矢野経済研究所・石野晃氏が「パチンコ産業の現状と未来に向けてできること」をテーマに講演した。
また、研修会終了後には社会貢献寄付金の贈呈式を実施。日本盲導犬協会仙台訓練センターなど県民生活の安全のために貢献する4団体、社会福祉関係団体4団体の計8団体に寄付金を贈呈した。