一般社団法人日本自動認識システム協会は9月10日から12日まで、東京ビッグサイトで第16回自動認識総合展を開催した。展示会では、従来の自動認識技術の「省力・効率」の分野に加え、「安全・安心」の分野、現場における「見える化」の分野などの最先端の技術や製品、システム等を展示した。
業界関連企業では、(株)マーストーケンソリューションが医療・流通・製造など幅広い分野に活用できるRFID、2次元バーコード等の自動認識システムの多彩な製品を展示した。
また、同展示会では、筑波大学に向けて開発、UHF帯RFIDを活用した同社の不適切駐輪管理システム「ICycle」が第16回自動認識システム大賞の特別賞を受賞した。
筑波大学では特定の駐輪エリア以外への迷惑駐輪や放置自転車が目立ち、建物への出入りや、緊急避難時に対する支障が懸念されていた。「ICycle」の導入により、こうした問題を解消することに繋がった。