神奈川県遊技場協同組合と神奈川福祉事業協会は7月31日に開催されたボリショイサーカス横浜公演(横浜文化体育館)に児童養護施設、特別支援学校の子供達2,700人を招待した。
開催当日は公演前にセレモニーが行われ、神奈川福祉事業協会の伊坂重憲会長(神奈川県遊協理事長)が「今回の公演は神奈川福祉事業協会の設立30年周年を記念した貸し切り公演ですので、存分に楽しんでください」と挨拶。黒岩祐治神奈川県知事は「神奈川福祉事業協会はこれまで29年間にわたりボリショイサーカスの公演に延べ5万5千人を招待して頂いている。今日は夢と魔法の世界が展開されるので思い切り楽しんでください」と挨拶した後、伊坂会長に感謝状を贈呈した。また、招待された児童代表から伊坂会長、黒岩知事、ボリショイサーカスのユーリャ・フィラトワ団長に花束が贈呈された。
ユーリャ・フィラトワ団長は「このサーカス公演はロシアと日本の友好関係を深める役割を果たしている。長年にわたり横浜公演に子供達を招待している組合と協会に感謝したい」と神奈川県遊協・福祉事業協会に敬意を表した。
神奈川福祉事業協会は神奈川県遊協が昭和60年に設立し、福祉寄付事業と福祉事業の2本柱による活動を展開している。ボリショイサーカス横浜公演への招待は今回で30回目となり、招待者数は延べ5万7,600人に達している。