ダイナムは6月23日、2014年度の使用電力削減目標について前年度対比5%削減とする方針を発表した。
政府の2014年度の削減目標はエネルギー使用量(原単位)前年度対比で年平均1%以上。これに対してダイナムは5倍の削減率を目標に掲げた。
前年度(2013年度)の削減目標は2012年度比でエネルギー使用量(原単位)1%削減が目標だった。しかし結果は1%増加した。同社では「昨夏の猛暑に対してお客様の快適性を最優先した結果、7月度の電力使用量が前年比9%増加したため」と説明している。
2014年度の目標達成に向け、同社では、BEMS(空調機の制御管理システム)を傘下チェーン188店舗に導入するほか、節電ガイドライン配信による店舗節電取り組みの標準化・管理を推進。さらに全事業所を対象に専門業者による空調設備・照明設備の事前点検およびメンテナンスを実施する。