石川県遊技業協同組合は6月23日、通常総会を開催した。
冒頭の挨拶で玉川昌範理事長は、5期10年務めた理事長職を今期で退任することを表明。「この10年を振り返ると業界は低迷期にあった。そして今現在、低迷を脱する時期に差し掛かっていない。新しい風を吹かせるためにも今期で退任したい。今後は一組合員として組合活動に携わりたい」などと述べた。
また、石川県警の担当官は「違法な手段による広告宣伝・賞品提供」「のめり込みに起因する諸問題」「遊技機の不正改造」の3点が全国的な重点指導項目だと指摘した上で、「本県での行政処分はここ数年、年間1〜2件で推移している。今後も行政処分のないようにしてほしい」と呼びかけた。
なお、役員改選では新理事長に浅野哲洋氏を選出。浅野新理事長は「組合員、社会の2つを判断軸として組合運営に臨みたい」と抱負を語った。