北海道のパーラー企業・太陽グループ(札幌市、東原俊郎社長)のグループ企業で、東原社長が理事長を務める公益財団法人・太陽財団は1月7日、平成26年度助成対象企業を決定したことを発表した。
同財団は、北海道における自然・歴史など、地域固有の資源の保全・活用や文化・スポーツの振興などを通じた、地域づくりの活動に対して、財政的援助を行うことにより、豊かで潤いのある道民生活と活力ある北海道の地域社会の形成に寄与することを目的として、平成13年に太陽グループが中心となって設立。同年から開始した助成事業は、今回で14年目を迎える。
『創ろう!これからの北海道』をスローガンに募集を行った平成26年度は、過去最高となる132件の応募があり、11月下旬に外部有識者を主体とする選定委員会が選定基準に基づいて厳正に審査。さらに、12月中旬の理事会における審議で、地域性や活動分野を考慮し、31件の事業に対して総額1329万円の助成を決定した。これにより、14年間での助成総件数は247件、助成総額は1億7482万6935円となった。
なお、同財団では2月中旬に札幌市内のホテルで助成対象事業贈呈式及び地域づくり交流会の開催を予定している。