冒頭、同社常務執行役員の富山一郎営業本部長は、「ファン離れをくい止めるため、大きな変化に順応しつつ、ファンに愛され長期稼働する機械を提供することをブレることなく追求する」と2014年の意気込みを表明。
新機種については、原作の高い知名度や新しいデバイスの搭載、原作の緊迫した世界観とパチンコ本来の醍醐味を重ねあわせた点などを強調し、「いままで味わったことのない過去最高のスリル、緊迫感を体験できる機械に仕上がった」と自信をみせた。
続いて商品本部商品戦略室の依田英之次長が『フィーバー海猿』の開発ポイントを紹介。「緊迫感」にこだわった演出の数々、透過有機ELを利用した新感覚の予告演出「レスキュービジョン」の搭載、大当たり中のロス玉を激減させ爽快感を体感できる新アタッカー「レスキューアタッカー」などに触れ、「ファンの印象に残る遊技機、未見性にこだわった」と力を込めた。
スペシャルゲストとして登場した漫画「海猿」の原作者・佐藤秀峰氏は、同機の出来映えについて「凄いとしかいえない。CGをみて泣きそうになった」と感想を述べ、「漫画の海猿も長年皆さんに読んでもらった。台の方も長く活躍してくれるといい」と期待した。また、WBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔氏もゲスト出演し、発表会に華を添えた。
『フィーバー海猿』のスペックは、大当たり確率1/297.3(高確率時1/65.2)、確変突入率100%(ST70回転)、ラウンド16Ror2R、賞球3&2&10&14、出玉2016個or1008個。
納品は3月2日からの予定。
なお、同社では同機のプロモーションにも注力。当日の発表会の模様をインターネットの大手動画サイトで生配信したほか、昨年12月からオリジナルサイトを開設し、ダイバーズウォッチが当たるキャンペーンや原作コミックの配信などを実施している。導入期には大手家電量販店のヤマダ電機やレンタルビデオチェーンのゲオと提携し、広く告知を展開していく予定。
(C)佐藤秀峰(原案・取材:小森陽一)/小学館