東京都中野区内の中野遊技場組合(渡部金雄組合長)および野方遊技場組合(辻茂樹組合長)が協賛する「中野少年野球教室」(中野区少年野球連盟主催、NPO法人つばめスポーツ振興協会共催)が12月23日、区内野球場で開催され、13チーム選手約240名が参加、元ヤクルトスワローズ選手の坂巻豊氏、井原慎一郎氏、松井優典氏、安田猛氏、青木実氏ら10名が指導した。
この野球教室は、子供たちに野球技術の指導はもとより、挨拶や礼儀の大切さなども伝え、コーチ等の指導者に対しては指導方法を、保護者に対しては子供との接し方、食事指導、怪我等の対処方法を教え、青少年の健全育成に寄与しようと、両遊技場組合が企画、協賛したもの。
開会にあたり、中野組合の渡部組合長は「今日は元プロ野球選手の方が教えてくれる。元気よくハキハキと練習してもらいたい」と挨拶。また、指導講師を代表して安田氏が「大切なことは正しい努力をすること。今日の練習でひとつでも覚えて参考にしてほしい」と伝えた。
練習では、内外野、バッテリーに分かれて実技指導が行われ、終了後には現役で活躍するスワローズの青木宣親選手らのサイン入りバットやグラブなどが子ども達にプレゼントされた。
野方組合の辻組合長は「元プロ選手に教わることはそうない体験。よい思い出にしてもらいたい」などと語った。