メダル補給が総会、器具出荷は前年比91.8%増

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 遊技場メダル自動補給装置工業会(大泉政治理事長)は11月12日、都内のホテルで第21回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選で大泉理事長を再選した。大泉理事長は9期目に入る。また新役員として藤原理事と下口監事を選出した。役員構成は次のとおり。

理事長  大泉政治((株)オーイズミ代表取締役社長)
副理事長 須田泰彦((株)メイセイ代表取締役社長)
〃    露木道男(三幸無線(株)代表取締役社長)
理事   綾部征四郎((株)ジェイピーエス代表取締役社長)
〃    秋田光勇((株)エース電研専務取締役)
〃    吉村泰彦(JCMシステムズ(株))
〃    藤原国明((株)ジェッター取締役副社長)新任
〃    鵜殿浩(会員外)
監事   樋口貞男((株)中京遊技代表取締役会長)
〃    下口二郎(シルバー電研株式会社常務取締役)新任

 一方、第21期(2009年10月1日?2010年9月30日)における主力事業の「器具」出荷総数は前年比91.8%増の9万8550個。期中下半期のパチスロ機の好調な販売が反映された。

 この「器具」はメダル工業会加盟メーカーから供給されるメダル自動補給装置等とパチスロ機各台の接続するために必要とされる「補給器具」「回収器具」「導通センサー」など。保通協の型式試験における付加試験の対象とされている。

 出荷総数は前期(第20期)で前年比47%減、前々期(第19期)は同84%減で推移するなど2年間で10分の1以下の水準に落ち込む深刻な状況に直面していた。今期(第21期)倍増ちかい伸びを示したとはいえ、5号機に切り替わる以前の水準との比較では依然として大きな開きが生じている。

 来期目標についてメダル工業会は今期並みの出荷を予測した。

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