連結業績は、売上高2226億7300万円(前期比18.5%増)、営業利益557億7600万円(同37.3%増)、経常利益593億6600万円(同32.2%増)、当期純利益361億9800万円(同29.8%増)。
パチンコ機関連事業では、SANKYOブランド9シリーズ、Bistyブランド5シリーズを販売。特に『新世紀エヴァンゲリオン?最後のシ者?』(Bistyブランド)が23万7000台のシリーズ最高販売台数を記録したほか、『KODA KUMI LIVE IN HALL II』(SANKYOブランド)も11万9000台と好調だった。一方、有名アニメとのタイアップとなった『フィーバー超時空要塞マクロス』(SANKYOブランド)の販売は当初予想を下回ったほか、第4四半期に商品戦略を見直し、一部商品の当期中の販売を見送った。パチンコ機の販売台数は前期比12万台増の57万2000台となった。
パチスロ機関連事業では、SANKYOブランド3シリーズ、Bistyブランド2シリーズを販売。パチンコ機同様、シリーズの最新作『新世紀エヴァンゲリオン?魂の軌跡?』(Bistyブランド)が7万5000台と好調だったものの、パチスロ機の販売台数は前期比2万9000台減の10万4000台となった。
平成23年3月期の連結業績は、景気低迷による厳しい雇用情勢や所得環境に加え、パーラーの遊技機購入姿勢に慎重さが継続すると予想。売上高1830億円(対前期比17.8%減)、営業利益430億円(同22.9%減)、経常利益460億円(同22.5%減)、当期純利益290億円(同19.9%減)と減収減益を見込んでいる。