ダイコク電機、周辺機器事業伸長も減益決算

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 ダイコク電機は5月10日、2010年3月期(09年4月?10年3月)の連結業績を発表。売上高は前期比0.8%減の518億5700万円、営業利益は同3.6%減の46億2600万円、経常利益は同1.8%減の49億300万円、純利益は同33.4%減の23億4700万円となった。

 主力の情報システム事業では、ホールコンピューティングシステム「CII」、台毎計数システム「楽pass」、情報公開機器「BiGMO」、高機能呼出ランプ「IL-A3」の導入が順調に進み、同事業の売上高は前期比13.4%増の255億9500万円、営業利益は同32.4%増の38億3400万円と伸長した。

 一方、遊技機のハード、ソフトの企画提案などを行う制御システム事業では、1機種あたりの販売台数は増加したものの、年間の販売機種数が減少し、同事業の売上高は前期比11.1%減の250億4800万円、営業利益は同27.8%減の29億7400万円と伸び悩んだ。

 次期(10年4月?11年3月)については、遊技機メーカーによるリユースシステムの広がりで新台販売数の減少が予想されるとし、売上高460億円(前期比11.3%減)、営業利益29億円(同37.3%減)、経常利益30億円(同38.8%減)、純利益12億円(同48.9%減)と厳しい見通しをたてている。

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