日本GC、ユニット販売好調も低貸玉の普及響く

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 日本ゲームカードは5月12日、2010年3月期決算短信(非連結)を発表した。

 昨年投入したローコストタイプの『BLICZ Light』(昨年6月)ならびに各台計数システムに対応可能な『B∞LEX』(同11月)の2タイプのカードユニットが好調な売れ行きを示すなど機器販売部門の売上高は前年比22.2%増の166億5000万円を計上。だが低貸玉営業の普及によってカード利用額が減少したためカード収入額は同7.4%減の48億6500万円に減少。また加盟店舗数が目標を下回ったことからシステム使用料収入は同6.4%減の107億9300万円にとどまった。この結果、売上高の合計は328億3400万円、全体の伸び率は同6.0%に圧縮された。

 利益面は当期に投入したカードユニット2タイプなど新商品の開発費が当初見込みよりも増加したことなどから大幅ダウンを計上。営業利益は同41.4%減の15億6600万円、経常利益は同44.3%減の15億800万円、当期純利益は同59.3%減の9億1800万円と報告している。

 一方、次期の見通しについては、売上高310億円、営業利益20億円、経常利益19億円、当期純利益は10億5000万円と、減収増益を見込んでいる。

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