セガサミーホールディングス(株)は10月27日、今年5月13日に公表した2010年3月期第2四半機連結累計機関連結業績予想数値(09年4月1日〜09年9月30日)を修正。売上高は前回予想1630億円から1543億9000万円、営業利益は同125億円の赤字から3億2000万円の赤字、経常利益は同130億円の赤字から122億7000万円の赤字、当期純利益は同145億円の赤字から63億3000万円の赤字とした。
売上高の減少については、パチスロ販売台数が計画値の4万台に対して5.7万台となる一方、パチンコ販売台数が同22万台に対して16.7万台と計画を下回る見込みを要因とする。
営業利益については、遊技機事業、アミューズメント機器事業、アミューズメント施設事業、コンシューマ事業の計画が上回ることにより赤字幅が縮小する見通し。主力である遊技機事業では、パチンコの盤面販売比率の上昇した点と、パチスロの販売台数が計画を上回り推移した点、遊技機の販売価格が上昇した点などが赤字を解消させた。
なお、2010年3月期通期連結業績予想に修正はない。