セガサミーHDが第3四半期業績を発表

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 セガサミーホールディングス(株)は2月10日、平成21年第3四半期決算(短信)を発表。売上高は3090億1800万円(前年同期3420億9200万円)、営業利益は27億5700万円の赤字(同15億2800万円の赤字)、経常利益は50億900万円の赤字(同14億3100万円の赤字)、四半期の純損益は108億4000万円の赤字(同157億766万円)となった。

 同社によると、パチンコ遊技機事業において『ぱちんこCR北斗の拳』(サミーブランド)が累計18万台を超える販売を記録するなどパチンコ全体で23万7000台を販売。パチスロ遊技機事業は『パチスロハードボイルド』(サミーブランド)、『回胴黙示録カイジ2』(ロデオブランド)などを発売し、パチスロ全体で10万8000台を販売。遊技機事業での売上高は1069億5100万円、営業利益は52億9200万円となったものの、アミューズメント施設事業やコンシューマ事業などで大幅な営業損失を計上、さらに特別損失59億5800万円を計上したことなどにより第3四半期損失は108億4000万円の赤字となった。

 また、平成21年3月期通期連結業績(平成20年4月1日?平成21年3月31日)予想数値の修正も発表。今回予想では売上高を前回発表予想比350億円減の4735億円、営業利益を同125億円減の25億円、経常利益を同125億円減の5億円とし、当期純損益を同265億円減の215億円の赤字とした。

 パチンコ遊技機事業では年間販売台数が期初計画(28万台)を大きく上回る42.1万台となる見通しだが、パチスロ遊技機事業では主力タイトルの供給が来期となることなどにより年間販売台数は期初計画(24.8万台)を下回る13.4万台を見込む。このほか、アミューズメント機器・施設事業、コンシューマ事業では売上高・利益ともに期初計画を下回るほか、アミューズメント施設事業では店舗閉鎖の追加に伴い52億円の特別損失の計上を、子会社のサミー(株)でも周辺機器事業からの撤退に伴い25億円の特別損失の計上を見込んでいる。

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