SANKYOは5月12日、2008年3月期連結決算を発表。パーラーの店舗数が減少する中で、連結売上高は2805億円(前年比41.9%増)と過去最高を計上した。連結営業利益は722億円(同31.7%増)、連結経常利益は757億円(同29.6%増)となった。
増収増益の要因は、パチンコ機の『KODA KUMI FEVER LIVE IN HALL』、『フィーバー創聖のアクエリオン』、『フィーバー春のワルツ』がいずれも10万台を超える大ヒットとなったこと。優良コンテンツとのタイアップに加え、テレビCMを多用した積極的なプロモーション活動により機種の話題性が向上し、販売台数を大きく伸ばした。また、Bistyブランドの『新世紀エヴァンゲリオン 使徒、再び』もシリーズ最高の20万台弱の販売となった。
さらにパチスロ機でもBistyブランドの『新世紀エヴァンゲリオン まごころを、君に』が10万台に迫るヒットとなったほか、『楽シーサー』や『KODA KUMI PACHISLOT LIVE IN HALL』などの販売も順調に推移した。
なお、09年3月期見通しは売上高3000億円、営業利益820億円、経常利益850億円としている。