『元祖ハネスロ』、真の遊びやすさを追求

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 オーイズミはこのほど、業界初の新機軸を盛り込んだパチスロ新機種『元祖ハネスロ』を発表した。納品は10月21日から。

 同機のコンセプトは「誰にでもわかりやすく、遊びやすいパチスロ」。業界初の試みでリールが2本しかなく、小役・ボーナスともに完全目押し不要でプレイできるのが特徴だ。

 従来の第3リールは「倍倍リール」と名付けた1コマ表示のリールを採用。この倍倍リールは、リールに揃った小役・ボーナスに対して「×1」「×2」「×3」のいずれかの図柄が揃い、それぞれ成立役が1?3倍になるという新感覚の機能で、より直感的に遊技を楽しめる。たとえば「カラス」図柄が揃えば払い出し枚数はそれぞれ5枚、10枚、15枚となる。もちろんボーナスも対象となり、リールに「赤7」が揃い、倍倍リールが「×1」で純増60枚、「×2」で純増120枚、「×3」で純増180枚となる。

 もうひとつ注目すべき点が確率設計で、ボーナスの合成確率は設定6で1/78、設定1でも1/100を割る1/93。1000円当たりのゲーム数は約40ゲームで、2000円?2500円で初当たりが引ける仕様だ。ただ、甘い確率ながらも最大出玉率は5号機トップクラスの113%(設定6)を実現。「遊べる遊技機=勝ちにくい」というイメージを払しょくし、現行のパチスロプレイヤーも納得するスペックに仕上げた。なお3種類のボーナスの比率は平均1:1:1。

 新機種発表会で同社の大泉政治社長は「新規およびスリーピング層を掘り起こすための“救世機”になりうる機種だと思っている。ファン人口はピーク時から半減したといわれ、このままではさらに減少することが懸念されている。再びこの産業を活性化させるためには新しい客層を育てなければならない。今後もこうしたコンセプトの機種を継続的にリリースしていきたい」と同機にかける思いを率直に語っている。

-新台

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