この総合展は国内唯一の自動認識技術に関する専門展示会で、「バーコード」「2次元シンボル」「RFID(ICタグを使った無線通信による識別技術)」「バイオメトリクス(生体認証)」「IC&磁気カード」などの先端技術およびこれらの技術を活かしたソリューション(製造、流通・物流、トレーサビリティ、医療支援、セキュリティ分野の機器、応用システム)を展示。第9回目となった今回は国内の大企業など196社が出展した。
今回、マーステクノ社が出展したのは、『Air紙幣搬送システム』『健康診断支援システム』『勤怠管理システムDAIM』『ロイコプリンター』など。
『Air紙幣搬送システム』は7月19、20日に開催されたマースエンジニアリングの新製品発表会でも参考出品されたが、玉(メダル)貸し時に投入される紙幣を島内のパイプで瞬時のうちに風力(Air)で搬送するこの技術を、さまざまな分野に応用することを目的に展示された。『健康診断支援システム』はリライトICカードで“健診”時の個人認証や検査データの記録などを合理的にサポート。健診の受付から終了までの案内・検査漏れチェック機能が働く仕組みになっている。『勤怠管理システムDAIM』はすでに発売から3年を迎え、コンビニやファーストフード店などで導入実績のある製品。出勤時は退勤時に打刻されるタイムカードのデータがそのままパソコンにつながっているイメージで、人事管理に欠かせないさまざまなメニューが用意されている。『ロイコプリンター』はICカードの表面に印字する情報を書き換えるプリンターだが、同社の最大の特長は世界最小クラスの小型化を実現した点。W115×D200×H108ミリというサイズだ。