マーステクノ社、自動認識総合展に出展

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 (社)日本自動認識システム協会(略称JAISA/東京都千代田区・藤田東久夫会長)主催の第9回自動認識総合展/AUTO-IDセキュリティEXPO(後援/総務省、外務省、文部科学省、経済産業省)が9月12?14日の3日間にわたり、東京・有明の『東京ビッグサイト』で開催され、業界関連企業として周辺機器大手の(株)マースエンジニアリングのグループ企業、(株)マーステクノサイエンス(東京都新宿区・村上浩社長)が出展した。

 この総合展は国内唯一の自動認識技術に関する専門展示会で、「バーコード」「2次元シンボル」「RFID(ICタグを使った無線通信による識別技術)」「バイオメトリクス(生体認証)」「IC&磁気カード」などの先端技術およびこれらの技術を活かしたソリューション(製造、流通・物流、トレーサビリティ、医療支援、セキュリティ分野の機器、応用システム)を展示。第9回目となった今回は国内の大企業など196社が出展した。

 今回、マーステクノ社が出展したのは、『Air紙幣搬送システム』『健康診断支援システム』『勤怠管理システムDAIM』『ロイコプリンター』など。

 『Air紙幣搬送システム』は7月19、20日に開催されたマースエンジニアリングの新製品発表会でも参考出品されたが、玉(メダル)貸し時に投入される紙幣を島内のパイプで瞬時のうちに風力(Air)で搬送するこの技術を、さまざまな分野に応用することを目的に展示された。『健康診断支援システム』はリライトICカードで“健診”時の個人認証や検査データの記録などを合理的にサポート。健診の受付から終了までの案内・検査漏れチェック機能が働く仕組みになっている。『勤怠管理システムDAIM』はすでに発売から3年を迎え、コンビニやファーストフード店などで導入実績のある製品。出勤時は退勤時に打刻されるタイムカードのデータがそのままパソコンにつながっているイメージで、人事管理に欠かせないさまざまなメニューが用意されている。『ロイコプリンター』はICカードの表面に印字する情報を書き換えるプリンターだが、同社の最大の特長は世界最小クラスの小型化を実現した点。W115×D200×H108ミリというサイズだ。

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