神奈川福祉事業協会は4月30日、組合会館において県内の福祉施設12団体に計12台の福祉車両の贈呈式を行った。
神奈川福祉事業協会は神奈川県遊協が昭和60年に設立し、福祉寄付事業と福祉事業の2本柱による活動を展開している。福祉車両の贈呈は昭和60年の設立以来続けられており、今回の贈呈で累計228台、助成総額は7億円を超えた。
贈呈式では伊坂重憲理事長が「福祉事業協会は社会貢献を行う団体として設立され、今年で30年目を迎えた。平成20年より寄贈先の公募を行っているが、今回は前年の75団体の応募を上回る112件の応募があり、審査の結果12団体への贈呈に至った。業界は厳しい経営環境にあるが、厳しい時期だからこそ社会貢献の灯火を絶やさないよう、信念を貫きたいと意を決している」と挨拶。
これを受け神奈川共同募金会の牧内良平氏が祝辞を述べたほか、受贈団体代表として社会福祉法人・横須賀乳幼児保護の廣田修平理事長が謝辞を述べ、伊坂理事長に感謝状を贈呈した。