本体とユニット、個別協議に移行〜ECO遊技機

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 ECO遊技機をめぐる日工組と全日遊連の協議が「遊技機本体」と「ユニット部分」を切り分けて進められていることがわかった。4月23日に都内で開かれた全日遊連の定例記者会見で報告された。

 ECO遊技機は日工組が開発を推進する次世代パチンコ。必要最少の遊技球を盤面内部で循環させる封入式構造が最大の特徴とされる。このため玉補給装置は不要、島を建てる必要のないスタンドアローン方式も可能となることから、多様な機種レイアウトも期待されている。

 一方、ユニットについてはセキュリティ強化を目的に、現行の「CRユニット」から専用の「ECOユニット」への切替えが想定されている。すべての外部端子板を本体からユニットに移し替えるとともに、本体とユニットインターフェイスに双方向通信を開き、ゴトへの防御を格段に重層化する狙いだ。

 ただし導入費用がかさむことから、全日遊連などホール団体は現行CRユニットの改造による対応を求める声が出ていた。こうした要望を受け日工組は改造対応の検討に入っていたが、改造コストで折り合いがつかないなど協議は難航していた。

 記者会見で阿部副理事長は、「ECOユニットについての疑問点、また、我々(ホール側)の要望がまだまだ残っている」と本体とユニットで切り分ける個別協議に移行した理由について説明。現行CRユニットでの改造対応にも「納得できる回答は得られていないのが現状だ」と指摘した。また遊技機本体については、「本体にユニットとの双方向通信を開くには規則改正が必要。このため日工組としても(協議が難航しているユニットよりも)本体を先行したい意向だ」と述べた。

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