ユーコー新工場完成で廃棄台処理に展望

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 廃棄台処理業者の最大手ユーコートレーディングは8月2日、かねて進めていた新プラント完成に伴う竣工式典を開催。業界各方面から多数の関係者が詰めかけた。

 火入れ式に先立って挨拶したユーコートレーディングの金海龍海社長は「循環型社会への転換が課題となっている情勢の中、パーフェクトリサイクルを標榜するこのプラントは、私どものみならず、これまで業界を支えてくださった皆さま方すべてのために寄与できるものと考えております」と述べた。

 この「完全リサイクル」を実現した新プラントは、従来のサーマル(熱)リサイクルから一歩前進し、再使用(リユース)および再生使用(マテリアルリサイクル)を中心とする廃棄台専門のリサイクル工場。その処理能力はパチンコ機、パチスロ機あわせ実に年間200万台に達する。

 処理工程は、「リユースライン」と「マテリアルRライン」の大きく2つのラインからなっているが、搬入された廃棄台はまず手選別でリユース部品が抜き取られ、残った部分を破砕、資材別に分別した後、マテリアル化に回される。

 破砕が2次にわたるのは、プラスチック、木屑、金属を選別しやすくするためで、プラスチックはプラスチックメーカーへ、金属は鉄と非鉄金属に分別後、金属メーカーへ、木屑も専門メーカーへそれぞれ引き渡すことになっている。もちろんリユース部品については遊技機メーカーに戻される仕組みだ。

 また、廃棄台を利用した不正改造を防止するため、新台出荷時に貼付された「QRコード」(2次元バーコード)を処理ラインに乗せる前に読み込み、1台1台のセキュリティについても徹底管理、廃棄台という特殊性に配慮したシステムを構築している。

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