日本遊技関連事業協会(深谷友尋会長)では7月19日、東京上野の日遊協本部会議室において、定例の記者会見を開き、前日行われた理事会の議決事項などを報告した。
そのなかで、99年から同会が取り組んできたパチンコ遊技と依存症に関する調査が完了したことをあげ、このたび、その報告書を発行したことをあ明らかにした。
この報告書では、ギャンブルと依存症の関係や日米の認識の違い、またギャンブル依存症とパチンコの関係、日本における依存症への取り組み等を紹介しながら、最終的にはパチンコ産業と依存症のあり方を検討、整理している。
深谷会長は、依存症の問題について、「ネガティブな問題だが、産業としてはファンの実態を知る上でも調査は不可欠だ」と述べ、今回の調査結果を踏まえ、今後の対策の一考にする意向を示した。
そのほか、不正対策情報機構(PSIO)のiモードサイトの運用を開始したことも報告され、同サイトを通じて、さらに広く不正関係の情報を入手していくという。