午後4時30分より開催された総会は第1号議案から第9号議案までの全ての議案を満場一致で可決・承認した。
席上、南栄二会長は、「原田理事長体制となっての10年、暴排を打ち出してから(パチンコに対する)イメージも変わり、プラスとなっている。しかし暴排宣言はしたものの3割ほど金未導入があり、暴力団が再び何らかの形で関与するのではという懸念もある。中古台の流通については以前は1台3万円かかったロムの点検料も今は2千円となったが、これは組織が一丸となった結果によるもの。海物語の認定問題、パチンコ新税問題では一部では見て見ぬふりの組合員もいたが、自分に降りかかってくる問題として積極的な参加を望みたい」と述べた他、首都圏リサイクルの積極的利用についても呼びかけた。
第4号議案の役員改選の件では別室にて選考委員会を開き、慎重な討議を重ねた結果、南栄二会長が再選。副会長に小林章氏、田口孝氏(新任)、監査に武山和彦氏(新任)、会計に李成基氏がそれぞれ就任した。
また第7号議案の首都圏リサイクル推進の件では首都圏適正リサイクル推進協議会の岩下孝行事務局長が同システムの特長を述べると共に、液晶ブローカーに機械をそのまま渡すことへの危険性を指摘。Q&A方式によって同システムへの理解を深めた。
なお、総会終了後の懇親会では都遊協・原田實理事長、東商流・小原啓一理事長が祝辞を述べた。