都内老舗の《豊会館》がパチスロコーナーを大改装

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 来年に創業55周年を迎える東京・門前仲町の老舗パーラー《豊会館》では12月19日午後7時、パチスロコーナーを重点的に改装してのリニューアルオープンを果たし、大勢のファンで賑わった。

 改装点はまず3列だったパチスロの遊技島を1列増やし、遊技台数を18台増の106台とした。島全体のスペースは変わらないがパチンココーナーと隔ててある壁を削ったことで遊技エリアの拡張に成功した。

 リニューアル後のイメージは炎で、壁紙や装飾などは赤色で統一し、「出玉で勝負するという燃える思いを込めた」(曽我部営業部長)。また同店では長く元祖6枚交換を貫いてきたが、今回の改装で門前仲町で主流となっている等価交換に切り替えた。あわせて同店の顔として長く使われていた『コンチネンタルIII』と『スーパープラネット』は交換率にあわないことなどから外された。代わって『北斗の拳』や『おさるの超悟空』、『信長の野望』、『ファイアーエクスプレス』、『スーパーブラックジャック777』が新台として導入された。

 規則改正後のパチスロ機の性能が懸念されるなかでの改装について「現在でている機械のなかにはいいものがまだある。要は使い方しだい。十分、勝算はあると思う」(曽我部営業部長)と前向き。来年3月には都内初となる日本金銭機械の1万円札対応の新型コインサンドを設置する予定で、今後は出玉と設備面の強化でファンにアピールしていく。

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