初の船井総研夏のセミナー開催

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 (株)船井総合研究所は8月18日の福岡会場を皮切りに全国主要都市9カ所で夏期セミナー「日本全国 接客改造論」を開催した。

 船井総研のパチンコチームによるセミナーといえば春・秋の定番セミナーが有名だが、8年目を迎えた今年は要望の多かった夏にも同様のセミナー開催を決定。その第1弾が今回の「日本全国 接客改造論」で、講師は同社大阪第一経営支援本部の岡村元主任と金村秀一氏が担当した。

 第1部のテーマは「秘蔵の接客改造術」。その中で岡村主任は今後生き残るパーラーのパターンとして、「大型化」「良品化」「コンビニ化」の3点を挙げ、さらに「接客」の強化を通じて地域一番店(オリジナル)になることが求められると説明した。

 第2部では金村氏が「組織活性術」と題して各店舗のビジョンの明確化と個人のモチベーションのアップに重点を置くことを強調。特にモチベーションアップには、適切な動機付け、イベント等の結果を明示する、キャリアプランのイメージを打ち出すことが重要と述べた。

 第3部には再び岡村主任が演壇に立ち「部下育成術」を講演。企業が行うべき人材育成のポイントとして、人財雇用、人財育成、人財輩出の3つのポイントをあげている。特に人財輩出については、せっかく育成した従業員が辞めていくことを「損」したと考えるのではなく、有能な人材を輩出することで地域社会に貢献しているとの考えを持つことが今後の生き残りに繋がると強調した。

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