カード会社、パーラー減少で厳しさ増加

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 遊技用プリペイドカードを販売する日本レジャーカードシステム(日本LEC)と日本ゲームカード(日本GC)の2社が発表した2003年度決算によると、日本LECの売上高は4兆6416億円となり、前期比で約1兆4673億円(24.0%)減少した。また、日本GCの売上高も前期比で5524億円(17.8%)減の2兆5408億円となった。パーラー全体の店舗数が減少していくなかで、両社とも導入店舗のシステムの解約増加等が売上に影響したようだ。

 しかし日本LECでは、既存の磁気カードに比べて高いセキュリティ性や運用コストの低減化、会員システムとの連携等を実現したICプリペイドカードシステムを積極的に投入したほか、磁気カードシステム分野でも低コストや利便性を追求した新規商品の開発・発売を図り、また在庫管理の徹底、物流の効率化などを実施したことで、営業利益は前年比37.5%増の120億4800万円、経常利益は前年比38.7%増の119億1900万円と前年を上回った。

 日本GCもICカードシステムの投入やカード製造の合理化などを進めたが、昨年前半のワールドカップ開催によるパーラーの機械入替自粛や倒産・廃業に伴う解約増加などが響き、営業利益は前年比1.3%減の41億2100万円、経常利益は同2.9%減の42億2400万円と苦戦した。

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