全商協新三役が活動方針説明

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 全日本遊技機商業協同組合連合会は7月1日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門にて新三役による記者会見を行った。出席者は、寺内一史理事長、横田筆頭理事長、福田浩平副理事長兼専務理事の三役と渡辺治雄事務局長の4名。

 会見の冒頭、渡辺事務局長から2005年3月から愛知県で開催される「愛知万博」に対し700万円の寄付を行ったことが報告され、続いて寺内理事長が挨拶。寺内理事長は、同組合の推進事項である(1)中古機の適正流通、(2)流通セキュリティの確保、(3)廃棄台リサイクル推進、の3本柱を中心に組合活動を行うことは変わらないと述べ、今後は中古機流通制度の根幹である点検確認が適正に行われたうえで中古機が流通しているか再度確認する意向を示した。

 また、中古機流通協議会の中で行政側が、一部で導入が始まっている新基板「IDNAC101」と「V4」の検査に対するロムチェッカーの開発及び取扱主任者の自己検査についてメーカー側と検討する意向が示された事を報告。全商協は目視で行っている点検確認が機械で正確に行えるため「脆弱な基盤の上にある中古機流通制度にあって光明である」(寺内理事長)と大きな期待を寄せている。このロムチェッカーは、新基盤に内蔵されている外部端子に繋ぐことで基板の真贋のみが分かるものだ。

 一方、協議が進められている回胴遊商組合員の中古パチンコ機の取り扱いに関して両組合は大筋で合意しており、後は不正行為が発覚した場合に窓口となる全商協組合員の罰則規定の検討のみと報告された。

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