7月17日におこなわれた日本遊技関連事業協会の定例記者会見で深谷友尋会長は、ミズホ製のパチスロ機「ゴールドX」に攻略法が発覚した問題に対して、「大変な失望と危惧を抱いている」と不快感を表した。
深谷会長は会見で、「この機械はミリオンゴッドの代替機として自主回収の観点から我々も歓迎していた。しかし、特殊な打ち方をすることでメーカーの設定値と異なった性能がでることがわかり、大変な失望と危惧を抱いている」と述べたほか、
「自主回収が本格的に軌道に乗ろうとしているこの時期にこうした問題が起きたことは非常に残念だ。このことが自主回収に大きな影響を及ぼすと認識している」
と、懸案の爆裂機の自主回収が遅れることに強い危機感を示した。また、被害状況は現時点では把握できていないとし、引き続き調査していくことを報告。さらに、ミズホ社に対しては原因究明等を含めた質問状を提出する意向を明らかにし、「市場の混乱を速やかに解消するとともに、自主回収がさらに進むようにメーカーから質問に対する回答をいただき、広く公開していく」と述べた。